前回のあらすじ
3回に渡って動画の種類別にメリットやデメリットについて書いてきました。
ぶっちゃけ3種類全部出せばいいんでしょうけど、そんなことをしていたらFF14に全ての時間を吸われてしまうので可能な人間はまずいないと思います。
そこで動画の種類や特性を理解した上で動画を出す事にした、そこから再生回数を伸ばす為にコラボをしてみよう、という事について書いていきます。
コラボというと基本的には”コラボ先のファンを自分の商品に取り込む”という狙いがあります。
例えばFF14でいうと近々再演するFF14×FF15コラボやローソンのからあげくんコラボなどですね。
FF14の最近のコラボはファンサービスの為のコラボが多いですね。
からあげくんコラボは商業的に見るとローソン側に旨味があって、14チームとしては”祖堅さんの個人的趣味”が強い感じです……
FF14チームとしては他商品のファンを取り込む要素があまりないコラボですが、適切なコラボというのはファンも喜んでくれるのでファンサービスの一つとして適度に実施するのも良い事だと思います。
商業的には色々な壁があって実現が大変な様ですが動画制作者は商業的な壁は無いのでコラボは比較的容易ですね。
現時点であるとすればスケジュール調整とDCの壁くらいでしょうか?
さて、動画制作者同士がコラボするとどういった反応が起きるかと言うと、私が呼ばれた座談会後の変化についてお話ししていきましょう。
このコラボによって絡みのあった4人は知り合いになったと言えます。
そしてTwitterや配信などをお互いに応援するようになりますね。
このコラボを前後して起きた反応の1つとして、学者の為の解説動画を出されていた”あかいぬ”さんのフォロワーやチャンネル登録者数が多少伸びると言った現象が起きました。
これは、ちびセサミのチャンネル登録者の中にいた学者メインの方が、「学者の解説出してる人いるんだ!あかいぬさんっていうのか、登録しよう」とあかいぬさんのチャンネル登録をしたためです、同じようにちびセサミの方もチャンネル登録者が増えました。
"相手の登録者が増えて自分の登録者が減った"という事はなく、登録をしてくれた方は”両方のチャンネルを登録”して見てくれるようになりました。
つまりコラボによる視聴者の獲得というのは引き算にならない魔法の手法なんですね。
とは言え本来目的を忘れてコラボばかりしていては逆効果です。
解説動画系ならパッチ後はしっかりと解説動画を出して、ナギ節にコラボするといったメリハリをつけるのが大事です。
また、これは各動画投稿者の視聴回数にも如実に表れている事実ですが
ヒカセンはFF14以外の動画は殆ど見に来ない
という状況です。
FF14以外のゲームなら有名なゲーム実況者が何人もいますから、そっちを見た方が面白いので当然と言えば当然なのですが…
”分析を間違えたコラボをしてもコアなファンしか付いてこない”し、効果は薄いと思います。
更に自分がターゲットとしている層がどの様な人達かも考慮しましょう。
高難易度の解説者がカジュアルな企画をしてもなかなか上手く行かないと思います。
カジュアル層の取り込みを狙うなら毛色の違うコラボ企画というのもアリですが、その時は必ずカジュアル向けのインフルエンサーを1人は混ぜてカジュアル層が見てくれるようにしておきましょう。
例えで言えば、最近仲の良い”ぬけまる×あかいぬ”で”オーシャンフィッシング”をやっても再生数は稼げないでしょう、彼らのファンはカジュアル寄りな人ではないので…
この2人が組むなら高難易度の有名な各ジョブのプレイヤーを6人誘ってドリームチームで零式や絶に行く方がファンの興味を誘うと思います。
ま、これは実行しようと思ってもスケジュール調整やDCの壁がなかなか大変なんですが……
他にはファンを大切にする交流イベントを設けるのも良いでしょう。
”製作者と視聴者のコラボ”と無理矢理言ってしまえば、交流イベントもコラボの1つになるかもしれませんw
交流イベントは既存のファンを大事にするものなので、再生回数や登録者の増減は別問題として捉えておきます。
ちびセサミは”白24人で行く複製サレタ廃棄工場”という交流イベントを過去に開きました。
これにコラボをプラスするなら
Aアラ…ちびセサミ率いる白組
Bアラ…いぬまる率いる侍組
Cアラ…ぬけまる率いる忍者組
といった感じで24人レイドを攻略する交流イベントを考える事ができます。
1人で23人のファンを集める力が無い人でも、これなら7人集めれば事足ります。
さて、新規の動画投稿者は
弱小の自分が中堅・大御所とコラボなんて恐れ多い(できない)
と思うかもしれません。
ですが、そこにグイグイ行くくらいの図々しさを持たないと早い成長は期待できませんので図々しく行きましょうw
少なくともある程度名前が売れてる人に自分から声を掛けて「スケジュールの都合が…」とやんわり断られる事はあるかもしれませんが、彼らも外面があるので「お前みたいな弱小とコラボは無理」みたいなとりつく島もない断られ方はしませんw
断られてもダメージは少ないです!であれば彼らの登録者から1人でも2人でも登録してくれる可能性があるなら誘ってみるべきです。
そこで了承してくれる人がいたら儲けもの、”彼らを餌にして”自分のチャンネル登録者を増やしましょう。
ちびセサミ自身もチャンネル登録20人・30人の方と一緒に遊んだりしていましたが、その時はいつも相手に
「私を踏み台にして1人でも2人でも登録者を増やして下さい!」
と伝えていました。
「うーん、それでもなかなか1歩が踏み出せないな~」
という方は、手始めにお友達を誘う感覚でちびセサミに声をかけてみて下さい。
仕事や先約などで物理的に対応できない日は申し訳ありませんが、可能な時はできる限り対応させて頂きます。
既に動画勢を引退して”そこら辺にいる只のララフェル”ですがひょっとしたら多少は影響力が残っているかもしれませんw
ちなみに私の夢のコラボは白魔伝承者の
長兄”おいたん”
次兄”ちびセサミ”
末弟”〇〇〇〇”
の北斗三兄弟ならぬ白魔三兄弟で遊ぶことです!ってことは私の立ち位置はトキか……悪くないな。
という事でコラボをしてみよう、という内容を書いて来ました。
次回は「動画制作者の苦労Ⅱ ~コメントがつかない~」について書いていきます。
次回はファンの人に対しての本音話なので不快に思われたらゴメンナサイ!