おはようございます、ちびセサミです。
今回の記事は哲学的な様な、組織運営の様なそんな感じの話です。
ちびセサミは時々「FCって何?」と綾波の様な事を考えたりします。
FCがフリーカンパニーの略であるとか、フリーカンパニーがどういったものかとかそういった事ではありません。
フリーカンパニー自体は分かっています、ただその”存在意義”について時々考えてしまうのです。
フリーカンパニーは仲の良い友達や気の合う仲間が集まって結成されたりします、そしてそこに新たな仲間が加わって少しづつ大きくなっていきます。
※FCじゃないのや他FCのSSが入ってるけどフレだから多分許してくれる(はず)
FCが生まれた直後から成長期にかけては「FCハウスを取得しよう」とか「メンバーを〇〇人に増やそう」などとマスターもメンバーも目標に向かって一致団結して盛り上がっています。
そして成熟期に入ってくるにつれ、徐々に変化が訪れます。
メンバーの中の数名が”固定やLS、エタバンなど”をきっかけにそれらの人とよく遊ぶようになったりします。
ちびセサミ個人はそれを悪く言うつもりはありません、それはその人にとってとても楽しい事なのですから。
だから単純に”こういった事が事実として起きてくる”というお話です。
またメンバーが長期休止したり、引退したりもします。
FCハウスも取得した直後は皆そこを拠点にして賑わっていたりしますが、”個人ハウスの取得”などを契機にメンバーが寄り付かなくなったりします。
そうしてFCハウスに一人でいる時にふと考えてしまうのです。
「FCって何?」と。
こんなことを真剣に考えるようになったのは、ちびセサミが”FCマスターを引き継いだから”です。
今のFCには立ち上げからでなく途中から入ったのですが、前マスターが都合によりログインできなくなった時、ちびセサミに引き継がれてメンバーも特に何も言わないのでそのままマスターとしてやっています。
というか帰って来てくれませんかね?〇〇〇じゅーすさん?
話を戻しまして、FCがこの様な状態になってしまう理由は
・リアル都合
・興味がバラバラ
・プレイスキルの差
・ログインタイミングの差
などなど、要員はいくつもあります。
高難易度に行かない人は零式が盛り上がっている時に残されてしまいます。
零式を攻略している組は終わったら交流を図って親睦を深めればいいと思うのですが、”攻略が終わると「暇だ」と言ってあまりログインしなくなったりします”
残された側に立って考えてみて下さい。
”零式攻略中は一緒に遊べず、攻略が終わったら来なくなる”そういった人達と一緒の集団にいる意味ってあるんでしょうか?
高難易度に行かない人が少数派のFCでは、そう感じてしまった人からFCを去っていったりする訳です。
プレイスキルについても同様で、一緒に遊んでも迷惑をかけてばかりで同じように遊べないと疎外感を感じてしまうかもしれません。
ログインタイミングについては言わずもがな、ゴールデンタイムでの活動が主なFCでGTとズレて活動するメンバーは、ログインしても他のFCメンバーがいない状態になってしまいます。
そうした様々な要素のズレなどから、明確な目標がないFCは”徐々にメンバーが減っていく”という現象が起こってくる訳です。
同じ様な目的を持つ人が集まるFCであっても”LSの方が居心地が良い”というメンバーが多ければ過疎化していきます。
・零式をLSで攻略
・デイリールーレットをLSで消化
・最新コンテンツをLSで攻略
という人もいます。
そういう人は周囲からこう思われてるかもしれません(というか前にいたFCでメンバーから愚痴を聞かされた事があります。)
「もうそのLSでFC作ったら?」と。
この辺りは”帰属意識があるかないか”というものに関わってくると思うのですが、プレイヤーの中には「固定は零式(絶)をやるためのものだからIDやルーレット、24人レイドなどはFCで行ってメンバーと交流を図ろう」と集団の属性を考える事ができる人もいます。
ちびセサミはそういう人を見ると”帰属意識のある人だな”と思いますが、残念ながらそういう人はさほど多くはありません。
逆に「コンテンツに行こう」と声をかけても返事がなく、お通夜状態のFCもあります。
せっかく誘っても誰も乗ってこなければ、誘う事もなくなっていきますね。
だから誘いがあったらできる限り参加する人というのもとても偉いと思います。
今思い返せば前マスターもメンバーのお誘いには積極的に参加していました、やはりそれもFCを思っての事だったのかもしれません。
FF14は娯楽であり、帰属意識なんて難しい事を考える必要はないのかもしれません。
でも様々な人と様々な集団を形成して遊ぶゲームだからこそ、自分が心地よい事に満足して集団の属性を考えない人よりは、集団の属性を意識して遊ぶコンテンツの線引きをしている人の方がリーダーに向いていると思います。
それは”FCやLS、固定やDiscord鯖を管理しているどのリーダー”にも言える事だと思います。
”自分が管理する集団は何をする集団なのか、それ以外の事は他に属している集団のメンバーと行って交流を図った方が良いだろう”こんな事を考えている人がどれだけいるのでしょう。
”自分が集団の中心に居たい”という思いで集団を結成するのは姫ちゃん的思考が強い人でリーダー足り得ません、''とりあえず"で集団を作って組織やメンバーを管理しない人間は以ての外です。
帰属意識というのは考えない人は本当に考えない、というかそういう事を気にしたことがない人なので、意識を持って貰うのは結構難しいです。
ちびセサミもFCマスターを引き継いでから”どうしたらFCメンバーに帰属意識を持って貰えるか”ということを試行錯誤しています。
”義務的なものを課せば多少の帰属意識は持たせられるが、それはゲームとして楽しめない”ので、ナギ節に週一でFCイベントを開くなどの自主参加型の催しを開いて帰属意識を醸成しようとしていたりします。
この辺りは目的意識がはっきりしている固定運営より難しくて、FCを上手く回しているマスターがどれだけ凄いかを改めて実感しています。
”ユーザーで結成する集団とコンテンツを関連付ける事で帰属意識を持たせる”という事もできます。
ギルドバトルや攻城戦などが代表的な例ですね。
FF14は”集団とコンテンツを関連付ける”という点では弱い気がします。
”FC加入を必須としない”為にコンテンツを関連付けていないというのも理由として考えられますが、過去に”空島探索というコンテンツ”をFCと関連付けた試みがあるので、ちびセサミ的には「運営がFCに所属する意味というものをシステム的に作ってくれないかな」と淡い期待を寄せています。
”テレポ割を受ける"くらいの存在意義しかない現状ではあまりにもFCの存在意義が薄いし、その作業をしている一部のメンバーが”テレポ割奴隷”みたいになっちゃいますから……
帰属意識は他人に強要するものでもないし、簡単に答えが出せるものでもないので今後も試行錯誤していきたいと思います。
上手く行った事例がありましたらご報告したいと思います。
ではでは!